未経験者向け・IT資格の認定団体一覧と特徴を解説

こんにちはテックドックの運営担当です

ITエンジニアを目指すとき、「どんな資格を取ればいいのか」「その資格を運営している団体は信頼できるのか」と迷う方は多いでしょう。特に未経験からIT業界に挑戦する場合、資格はスキルを客観的に証明できる数少ない手段であり、就職や転職の強力な後押しになります。

ただし、一口に「IT資格」といっても、国家機関が認定するものから、業界団体や大手IT企業が運営するものまで認定団体はさまざまです。資格によって学べる内容や評価のされ方も異なるため、まずは認定団体を理解しておくことが、キャリア形成において大切な一歩となります。

この記事では、IT資格を運営する主要な認定団体を国際団体・国内団体・ベンダー企業ごとに一覧で整理し、それぞれの特徴や代表的な資格を解説します。これから資格取得を考えている未経験者の方は、ぜひ参考にしてください。

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IT資格における「認定団体」とは?

IT資格における「認定団体」とは、資格試験を企画・運営し、合格者に認定を与える組織を指します。

国家機関が運営する資格もあれば、業界団体や大手ITベンダーが認定する資格もあり、団体ごとに試験の内容や評価の基準が異なります。

認定団体を理解することは、資格の信頼性や将来のキャリアにおける活用度を判断するうえで重要です。

資格を選ぶ際には、内容だけでなく「どの団体が運営しているか」にも注目することが大切です。

国際的に認知されているIT資格の認定団体一覧

国際的に通用するIT資格は、世界中で認められており、グローバルキャリアを目指す人に有利です。

特にセキュリティやプロジェクトマネジメントの資格は、海外企業や外資系企業で高く評価されます。


LPI(Linux Professional Institute)

LPI(国内ではLPI日本支部)は、Linux技術者認定資格「LPIC」を提供する国際団体です。オープンソース技術の普及と技術者育成を目的として設立され、世界中のインフラエンジニアに利用されています。


PMI(Project Management Institute)

PMIは、プロジェクトマネジメントに関する教育・認定を行う世界的団体です。プロジェクトの進行管理やリーダーシップスキルを国際的に証明できます。


CompTIA

CompTIAは、ITの基礎知識からネットワーク、セキュリティまで幅広く認定資格を提供する国際的な非営利団体です。特にIT初心者向けの入門資格が充実しており、世界中の企業で認知されています。


EC-Council

EC-Councilは、サイバーセキュリティに特化した教育・認定を行う国際団体です。特に「認定ホワイトハッカー(CEH)」資格で有名で、セキュリティ人材の育成に力を入れています。


ISACA

ISACAは、情報システム監査やセキュリティ管理に強みを持つ国際的な団体です。監査やガバナンス領域に従事する専門職から高い信頼を得ています。

日本国内の主要IT資格の認定団体一覧

日本国内のIT資格は、国家機関や日本独自の団体が運営しており、特に国内企業からの信頼性が高いのが特徴です。

基本情報技術者試験のように多くの企業で必須知識とされる資格から、Linux分野に特化した認定まで幅広く存在します。

未経験者にとってはキャリアの土台を築くためのスタート地点として有効であり、就職や転職活動でも大きなアピール材料になります。


IPA(情報処理推進機構)

IPAは、日本の経済産業省所管の独立行政法人で、国家試験である「情報処理技術者試験」を運営しています。基礎から応用まで幅広い試験体系を持ち、日本国内での評価が高い資格です。


LPI-Japan

LPI-Japanは、日本市場向けにLinux技術者として認定する資格「LinuC」を展開しています。実務で役立つ知識に重点を置いた内容で、国内企業からの評価も高いです。

ベンダー系IT資格の認定団体一覧

ベンダー系IT資格は、特定のIT企業やメーカー(ベンダー)が自社の製品やサービスに特化して認定している資格です。

クラウド、データベース、ネットワークなど、実務に直結するスキルを証明できるため、企業からの評価が非常に高いのが特徴です。

特にMicrosoftやAWS、Ciscoといった世界的ベンダーの資格は、グローバル基準のスキル証明として扱われ、未経験者が即戦力をアピールする手段としても有効です。


AWS(Amazon Web Services)

AWSは、世界シェアNo.1のクラウドサービスを展開しており、AWS認定資格は業界標準として定着しています。クラウド人材の需要拡大に伴い取得者が急増しています。


Microsoft

Microsoftは、自社クラウドサービス「Azure」を中心に資格を提供しています。企業利用が急増しており、クラウドエンジニアにとって重要度が高い資格です。


Google

Googleは、Google Cloud Platform(GCP)に関連する認定資格を提供しています。特にデータ分析やAI分野での評価が高いです。


Cisco

Ciscoは、ネットワーク機器の大手企業であり、ネットワーク系資格の世界標準であるCCNAやCCNPを提供しています。


Oracle

Oracleは、データベース分野で世界的に有名なIT企業であり、Oracle Master資格は国内外で高く評価されています。


Red Hat

Red Hatは、Linuxエンタープライズ環境の認定資格を提供しており、システム管理やサーバー運用に直結するスキルを証明できます。

その他の専門分野資格と認定団体

近年のIT分野では、AI・セキュリティ・オープンソースといった先端技術に特化した資格が注目を集めています。

これらは新しい団体や専門団体によって運営されており、従来の基盤系資格とは異なる強みを持っています。

例えばAI分野のG検定やE資格、セキュリティ関連認定などは、最新技術への理解や実践力を証明できる資格として人気が高まっています。

今後の成長分野でキャリアを築きたい人にとって、こうした専門資格は大きな武器になります。


JDLA(日本ディープラーニング協会)

JDLAは、AIやディープラーニングの人材育成を目的とする日本の団体です。G検定やE資格はAIエンジニアを目指す人の登竜門となっています。


JNSA(日本ネットワークセキュリティ協会)

JNSAは、日本国内のセキュリティ人材の育成と普及を目的に活動する団体です。セキュリティ関連認定資格を通じて、実務に直結するスキルを育成しています。


OSSコミュニティ系

OSSコミュニティは、オープンソースソフトウェアの普及を目的とした団体やプロジェクトの総称です。認定資格は特定技術に特化しており、実践的なスキル証明につながります。

まとめ

IT資格は、知識やスキルを客観的に証明するための重要な手段であり、その信頼性を担保するのが「認定団体」です。

認定団体には国際団体、日本国内の団体、ベンダー企業、そして先端分野に特化した専門団体があり、資格を選ぶ際はそれぞれの特徴を理解することが大切です。

IT資格は、所属する認定団体によって評価や活用のされ方が大きく変わります。

まずは信頼性の高い団体の資格を押さえ、自分のキャリア目標に合わせて専門資格やベンダー資格に挑戦するのがおすすめです。