「ネットワークエンジニアに興味はあるけれど、未経験でも本当に目指せるのか?」
多くの方が抱くこの疑問は、結論から言うと十分に可能です。ただし、闇雲に学習を始める前に知っておくべきことがあります。それは、未経験からネットワークエンジニアを目指すルートは、実質的に 2つに集約される ということです。
この記事では、この2つのルートの違いと選び方、それぞれのルートで実際に活用できるおすすめサービス、そしてそもそもネットワークエンジニアとはどんな仕事なのかを、順を追って解説します。読み終える頃には、「自分がどちらのルートを選び、次に何をすべきか」が明確になっているはずです。
1.未経験からネットワークエンジニアになるための2つのルート
未経験からネットワークエンジニアを目指す方法は、大きく分けて次の2つです。
1-1.ルートA:研修制度ありの企業に入社する
未経験者向けの研修制度を整えている企業に応募し、入社後に実務知識やCisco機器の扱い方を学んでいくルートです。学習と並行して給与を得られる点が最大の特徴です。
1-2.ルートB:スクールで学習してから転職する
CCNAなどの資格取得を見据えたスクールに通い、基礎知識と資格を身につけた状態で転職活動に臨むルートです。入社前に一定の知識を証明できるため、応募できる求人の間口が広がりやすくなります。
1-3.2つのルートの比較
| 比較項目 | ルートA(企業研修) | ルートB(スクール経由) |
|---|---|---|
| 費用 | 基本無料(給与を得ながら学べる) | 無料〜数十万円(給付金対象なら軽減可) |
| 学習期間 | 入社後の研修期間(1〜3ヶ月程度が多い) | 入社前に1〜3ヶ月程度 |
| 学習内容の柔軟性 | 企業が用意したカリキュラムのみ | 資格取得に特化して選べる |
| 転職の間口 | 求人自体が少なめで、競争率が高い場合も | 未経験可求人の紹介数が多い傾向 |
| 資格取得のタイミング | 入社後に取得するケースが多い | 入社前にCCNAなどを取得してから臨める |
| 向いている人 | とにかく出来るだけ早くに転職先を決めたい人 | 基礎を固めてから自信と価値をつけて転職したい人 |
どちらが優れているというものではなく、自分の状況や希望に合わせて選ぶことが重要です。次の章で、あなたにとってどちらが向いているかを整理していきます。
2.2つのルートの選び方
以下のような観点から、自分に近いものを確認してみてください。
2-1.ルートA(企業研修)が向いている人
早く転職先を決めたい・学習コストをかけたくない人
学習期間中も収入を得たい方、出来るだけ早く転職先を決めたい方には、ルートが向いています。ただし、未経験者向けの研修制度がある求人自体の数は限られるため、選考の競争率がやや高くなる点は理解しておく必要があります。
20代で職歴があまりない・第二新卒の人
若手であれば、企業側も育成前提で採用するケースが多く、ルートAの間口が比較的広がります。ポテンシャル重視の選考を受けやすい年齢層です。
2-2.ルートB(スクール経由)が向いている人
資格を取ってから転職して選択肢を広げたい人
「まず力をつけてから勝負したい」「未経験可の求人をできるだけ多く比較検討したい」という方には、スクール経由のルートが向いています。資格取得という形で学習成果を証明できるため、書類選考の通過率にも良い影響が期待できます。
文系・非IT出身で不安が大きい人
IT業界未経験の場合、専門用語や業界構造の理解からつまずきやすいものです。スクールであれば体系立てたカリキュラムと質問できる環境があるため、独学特有の停滞を防ぎやすく、安心して基礎を固められます。
30代以降で実務経験がない人
年齢が上がるほど、企業は即戦力に近い人材を求める傾向が強まります。この場合、資格という客観的な証明を先に用意できるルートBの方が、転職活動を有利に進めやすくなります。
3.ルート別のおすすめサービス
ルートが定まったら、次は実際に活用するサービスを選ぶ段階です。ここでは、それぞれのルートで特におすすめの1つを紹介します。
3-1.ルートA(企業研修)を選んだ方
未経験者向けの研修制度がある求人を探すなら、まずは求人の保有数とIT特化のサポート力を兼ね備えた転職エージェント利用するのが近道です。
おすすめサービス
ユニゾンキャリア
未経験からIT・Webエンジニアを目指すなら【ユニゾンキャリア】
IT・Web業界に特化しており、未経験者向けの求人紹介実績も豊富です。担当者による書類・面接対策のサポートも受けられるため、初めての転職活動でも安心して進められます。
3-1.ルートB(スクール経由)を選んだ方
スクール選びで失敗しないためには、カリキュラムの内容だけでなく、就職・転職支援がどこまで一体化しているかを確認することが重要です。
おすすめサービス
ネットビジョンアカデミー
ネットワークエンジニア専門のスクールで、CCNA取得を見据えたカリキュラムと、転職活動と連動した就職支援が特徴です。未経験からのキャリアチェンジに特化しているため、初めての方でも迷わず学習を進めやすい環境が整っています。
4.ネットワークエンジニアの仕事内容とキャリア
ここまでルートとサービスを見てきましたが、そもそもネットワークエンジニアとはどんな仕事なのか、簡単に確認しておきましょう。
4-1.ネットワークエンジニアとは
企業内のコンピュータ同士が安全かつ安定して通信できるように、ネットワーク(LAN・WAN・VPN・クラウドなど)の設計・構築・運用・保守を行うエンジニアです。企業のITインフラを支える基盤的な存在であり、需要の高さに加え、未経験からでも挑戦しやすい入口の広さが魅力です。
4-2.キャリアの広がり
未経験からスタートしても、運用・保守業務から始まり、経験を積むことで構築や設計、さらにはクラウド(AWS・Azureなど)やセキュリティ領域へと専門性を広げていくことができます。将来的な年収やキャリアパスの伸びしろが大きい職種のひとつです。
より詳しい仕事内容・必要スキルについては、「ネットワークエンジニアとは」で詳しく解説しています。
5.まとめ:あなたに合うルートを選ぼう
未経験からネットワークエンジニアを目指す道は、大きく分けて2つです。
- 早く転職先を決めたい、学習コストを抑えたい方 → ルートA(企業研修)
- 資格を取得してから自信を持って転職活動をしたい方 → ルートB(スクール経由)
どちらのルートを選んでも、正しい情報をもとに一歩を踏み出せば、未経験からのキャリアチェンジは十分に実現可能です。まずは自分がどちらのタイプに近いかを確認し、3章で紹介したおすすねおサービスから、具体的な行動を始めてみてください。

