LPIC試験対策におすすめの参考書・問題集|レベル別に紹介

LPICの試験対策を始めるときに、「どの参考書を選べばいいのか」「参考書だけでなく問題集も必要なのか」と迷う方もいるでしょう。

LPICはレベルによって試験範囲が異なるため、自分が受験するレベルに対応した教材を選ぶことが重要です。

基本的には、参考書で試験範囲を理解し、問題集で知識を定着させるという流れで学習を進めます。また、問題演習を繰り返したい場合には、Web問題集のPing-tを活用する方法もあります。

この記事では、LPICの試験対策におすすめの参考書・問題集をレベル別に紹介します。

1.LPICの参考書・問題集を選ぶときのポイント

LPICの参考書・問題集は、知名度だけで選ぶのではなく、自分が受験する試験や現在の知識レベルに合ったものを選ぶことが大切です。

教材を選ぶ際は、次のポイントを確認しておきましょう。

1-1.受験するLPICのレベルに対応しているか

LPICにはLPIC-1、LPIC-2、LPIC-3があり、それぞれ出題される内容や求められる知識が異なります。

そのため、まずは自分が受験するレベルに対応した参考書・問題集を選びましょう。

特にLPIC-3では専門分野ごとに試験が分かれているため、受験する試験に教材が対応しているかを確認することが重要です。

1-2.最新の試験範囲に対応しているか

LPICは試験範囲が更新されることがあります。

古い参考書や問題集では現在の試験範囲と内容が異なる可能性があるため、購入する前に対応する試験バージョンや出版・改訂時期を確認しましょう。

すでに教材を持っている場合も、現在の試験範囲と大きな違いがないか確認してから使用することをおすすめします。

1-3.自分の知識レベルに合っているか

同じLPIC-1向けの教材でも、Linuxを初めて学ぶ人を対象とした入門書と、試験範囲を効率よく学習するための試験対策書では内容が異なります。

Linuxを初めて学習する場合は、基本的な用語やコマンドから説明されている参考書が使いやすいでしょう。

一方、すでにLinuxを業務などで利用している場合は、試験範囲を体系的に確認できる教材から始める方法もあります。

1-4.参考書と問題集を使い分ける

参考書と問題集では役割が異なります。

参考書は「理解するための教材」、問題集は「理解できているか確認するための教材」と考えるとわかりやすいでしょう。

まず参考書で試験範囲の知識を身につけ、その後に問題集を解くことで、自分が理解できていない分野を把握できます。

間違えた問題について参考書に戻って確認する、という流れを繰り返すことで知識を定着させやすくなります。

2.LPIC試験対策におすすめの参考書・問題集

ここからは、LPICの試験対策におすすめの参考書・問題集をLPIC-1、LPIC-2、LPIC-3に分けて紹介します。

2-1.LPIC-1のおすすめ参考書

LPIC-1では、Linuxの基本操作やシステム管理などの基礎知識が問われます。

Linuxを初めて学ぶ場合は入門書から始め、基礎を理解してから試験対策用の教材へ進むと学習しやすいでしょう。

1週間でLPICの基礎が学べる本

LinuxやLPICを初めて学ぶ人が、基礎知識を身につけるための入門書です。

短期間で基礎を学べるように構成されており、Linuxの知識がほとんどない状態からLPICの学習を始める場合に利用しやすい教材です。

こんな人におすすめ

  • Linuxを初めて学ぶ人
  • LPICの本格的な試験対策に入る前に基礎を理解したい人
  • LinuxとLPICの全体像をつかみたい人

この本だけで試験対策を完結させるというより、基礎を身につけた後に試験対策用の参考書や問題集へ進む使い方が適しています。

徹底攻略 LPIC レベル1教科書&問題集

LPIC-1の試験範囲について、解説と問題演習を一冊で進められる教材です。

基礎知識の解説だけでなく、問題を解きながら理解度を確認できるため、LPIC-1の試験対策を体系的に進めたい人に向いています。

こんな人におすすめ

  • LPIC-1の試験範囲を体系的に学びたい人
  • 解説と問題演習を一冊で進めたい人
  • 独学でLPIC-1合格を目指している人

一通り内容を学習した後、理解が不十分な部分を繰り返し確認するとよいでしょう。

2-2.LPIC-1のおすすめ問題集

Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集

LPIC-1の問題演習を中心に進めたい人向けの問題集です。

参考書で身につけた知識を問題演習によって確認し、理解が不十分な分野を見つけるために活用できます。

こんな人におすすめ

  • LPIC-1の問題演習量を増やしたい人
  • 参考書を一通り学習し終えた人
  • 試験前に知識を確認したい人

一度解いて終わりにするのではなく、間違えた問題を確認しながら繰り返し取り組むと、知識を定着させやすくなります。

2-3.LPIC-2のおすすめ参考書

LPIC-2では、LPIC-1で身につけたLinuxの基礎知識を前提として、より実践的なシステム管理やネットワークなどについて問われます。

そのため、試験範囲を体系的に確認できる教材を選ぶことが重要です。

Linux教科書 LPICレベル2

LPIC-2の試験範囲を体系的に学習できる参考書です。

サーバーやネットワークなど、LPIC-2で必要となる知識を整理しながら学習できます。

こんな人におすすめ

  • LPIC-1からLPIC-2へステップアップする人
  • LPIC-2の試験範囲を体系的に理解したい人
  • 問題演習の前に知識を整理したい人

最初からすべてを暗記しようとするのではなく、一通り読み進めた後、問題演習でわからなかった部分を再確認する辞書的な使い方もできます。

2-4.LPIC-2のおすすめ問題集

Linux教科書 LPICレベル2 スピードマスター問題集

LPIC-2の試験対策として問題演習を行うための教材です。

試験範囲に沿って問題を解きながら、知識が身についているかを確認できます。

こんな人におすすめ

  • LPIC-2の問題演習を繰り返したい人
  • 参考書で学習した内容を確認したい人
  • 苦手な分野を把握したい人

LPIC-2ではLPIC-1よりも扱う内容が高度になるため、正解だけを覚えるのではなく、解説を確認して「なぜその答えになるのか」まで理解することが重要です。

2-5.LPIC-3のおすすめ参考書・問題集

LPIC-3は、Linuxに関する高度な知識を証明するLPICの上位資格です。

LPIC-1やLPIC-2とは異なり専門分野ごとに試験が分かれているため、自分が受験する試験に対応した教材を選ぶ必要があります。

Linux教科書 LPICレベル3 300試験

LPIC-3の300試験を対象とした参考書です。

既存のテックドック記事では、OpenLDAPやSambaなどについて学習でき、解説に加えて練習問題や模擬試験も掲載された教材として紹介しています。

こんな人におすすめ

  • LPIC-3 300試験を受験する人
  • LPIC-3の試験範囲を体系的に学びたい人
  • 専門分野の知識を深めながら試験対策を進めたい人

LPIC-3については、受験する試験によって必要な教材が異なります。購入時には、現在受験する試験と教材の対応状況を必ず確認しましょう。

最強WEB問題集LPIC Lv3 301

Ping-tの有料プレミアムコンテンツで、正式にLPI認定教材となっています。「LinuC、LPIC 102/201/202/300/303/304」のLPI-Japan認定教材を月額契約で一括利用でき、470問以上を収録。進捗状況をグラフ化できる機能もあり、苦手分野を把握しながら学習を進められます。

こんな人におすすめ

  • LPIC-3 301試験を受験する人
  • 書籍だけでなくWeb問題集も併用したい人
  • スマートフォンでも学習したい人

3.LPICの問題演習におすすめのPing-t

書籍の問題集に加えて問題演習を繰り返したい場合は、Ping-t(ピングティー)も選択肢になります。

Ping-tはIT資格の試験対策に利用できるWeb学習サービスで、テックドックの既存記事でもLPICの問題演習用教材として紹介しています。PCやスマートフォンから利用でき、問題を繰り返し解きながら知識を確認できるのが特徴です。

3-1.Ping-tの特徴

Ping-tをLPIC対策に利用するメリットは、問題演習を繰り返しやすいことです。

書籍の参考書では試験範囲を体系的に理解し、Ping-tでは問題を解きながら理解度を確認する、といった使い分けができます。

特に、

  • 問題演習量を増やしたい
  • 苦手分野を繰り返し学習したい
  • PCやスマートフォンでも問題を解きたい
  • 書籍と組み合わせて試験対策を進めたい

という人に向いています。

3-2.参考書・問題集とPing-tをどう使い分ける?

基本的には、

参考書で理解する → 問題集で確認する → Ping-tで繰り返し演習する

という使い方が考えられます。

たとえば参考書を一通り読んだ後に問題集を解き、間違えた分野を参考書で復習します。そのうえでPing-tを使って繰り返し問題を解けば、理解できていない分野を確認しながら演習量を増やせます。

ただし、問題の答えを暗記するだけでは、Linuxそのものへの理解にはつながりにくくなります。

問題を間違えた場合は解説を確認し、必要に応じて参考書に戻りながら、コマンドや仕組みを理解することを意識しましょう。

4.LPICの参考書・問題集に関するよくある質問

4-1.LPICは参考書だけで合格できる?

参考書だけで試験範囲を学ぶことはできますが、理解度を確認するためにも問題演習を取り入れることをおすすめします。

参考書を読んで理解したつもりでも、実際に問題を解くと知識が曖昧だった部分に気づくことがあります。

そのため、

参考書で理解 → 問題を解く → 間違えた部分を復習

というサイクルで学習するとよいでしょう。

4-2.LPICの参考書と問題集は両方必要?

必ず別々の書籍を購入しなければならないわけではありません。

参考書の中に十分な演習問題が収録されている教材もあります。

一方で、問題演習量を増やしたい場合は、専用の問題集やPing-tを追加すると試験対策を進めやすくなります。

自分の理解度や学習状況に応じて選びましょう。

4-3.LPICの参考書・問題集は何冊必要?

多くの教材を購入することよりも、選んだ教材を繰り返し使うことが重要です。

まずは自分の受験するレベルに対応した参考書を選び、必要に応じて問題集を追加する方法がわかりやすいでしょう。

複数の参考書を同時に進めるよりも、一冊を軸にして理解できない部分を繰り返し確認する方が学習を進めやすくなります。

4-4.LPICの問題集は何周すればいい?

一律に「何周すれば合格できる」と決めることはできません。

回数そのものよりも、間違えた問題について理由を説明できる状態になっているかを目安にしましょう。

一度正解した問題でも、偶然正解しただけで内容を理解できていない場合があります。

間違えた問題や自信がなかった問題を中心に繰り返し、苦手分野を減らしていくことが重要です。

4-5.Ping-tだけでLPIC対策はできる?

Ping-tは問題演習に利用できますが、問題を解くことだけに偏らないように注意しましょう。

Linuxの学習では、コマンドや設定の意味、システムの仕組みなどを理解することも重要です。

そのため、初めてLPICを学ぶ場合は、

参考書で基礎・試験範囲を理解し、Ping-tで問題演習を行う

という組み合わせが使いやすいでしょう。

5.まとめ

LPICの試験対策では、自分が受験するレベルと現在の知識に合った参考書・問題集を選ぶことが重要です。

Linuxを初めて学ぶ場合は入門書から始め、LPICの試験範囲を参考書で理解した後、問題集を使って知識を確認すると学習を進めやすくなります。

さらに問題演習を繰り返したい場合は、Ping-tを組み合わせる方法もあります。

基本的な流れは、

参考書で理解する → 問題集で確認する → Ping-tで演習する → 間違えた分野を復習する

と考えるとわかりやすいでしょう。

教材を何冊も増やすのではなく、自分に合った教材を選び、理解できていない部分を繰り返し学習することがLPICの試験対策では大切です。

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