「CCNAって難しいの?」ネットワークエンジニアを目指す人なら、誰もが一度は感じる不安ではないでしょうか。
CCNAは出題範囲が広く、生半可な対策では合格できない資格です。しかし、正しい勉強時間と方法さえ押さえれば、未経験からでも十分に合格を狙えます。
ここでは、CCNAの難易度を勉強時間の目安や他資格との比較を交えて具体的に解説します。
CCNAの資格概要や取得メリットは[CCNAとは?資格の概要・取得するメリットを解説]、勉強方法は[CCNAを取得するには?効率的な勉強方法を紹介]で詳しく紹介しています。
1. CCNA試験の難易度
CCNAはシスコ技術者認定の中では、ネットワークの入門的な位置づけの資格です。ネットワークエンジニアを目指す初心者でも挑戦しやすく、将来的に活躍する際にも役立ちます。
合格率と勉強時間
CCNAの合格率は公式から発表されていません。各種スクールやスクール比較サイトの情報では、20〜30%程度と推定されています(※公式発表ではなく参考値です)。
合格に必要な勉強時間は160時間程度とされ、毎日2時間の学習で3ヶ月ほどかかる計算です。人によって習熟度が異なるため、あくまで目安として参考にしてください。
受験前提条件
CCNAの公式サイトでは、以下の条件を満たしてからの受験を推奨しています。
- 1年以上のシスコソリューションの実装および管理経験
- 基本的なIPアドレス指定の知識
- ネットワークの基礎に関する深い理解
ただし、これらは「必須条件」ではなく推奨条件です。実務経験の無い方や、ネットワーク初心者の場合は、基礎から学習した上で挑戦し、合格することも可能です。
2.他IT資格との難易度比較
CCNAとよく比較される資格として、基本情報技術者・ネットワークスペシャリスト・CompTIA Network+・LinuCが挙げられます。
| 資格 | 難易度の目安 | 合格率 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| CCNA | ★★☆☆☆〜★★★☆☆ | 20〜30%(推定) | ネットワーク入門、いつでも受験可能 |
| 基本情報技術者 | ★★☆☆☆ | 20〜30% | 年2回のみ実施、学生の受験者も多い |
| ネットワークスペシャリスト | ★★★★★ | 10%未満 | 国家資格中最高難易度、年1回のみ |
| CompTIA Network+ | ★★☆☆☆ | – | ネットワーク系では初級、1ヶ月学習で到達可能 |
| LinuC | ★★☆☆☆ | – | 暗記中心、CCNAよりやや易しい |
CCNA vs 基本情報技術者
CCNAの方が出題範囲は広いですが、受験料を払えばいつでも受けられるCCNAに対し、年2回しか試験のない基本情報技術者の方が取得難易度は高いといえます。
CCNA vs ネットワークスペシャリスト
情報処理技術者試験の中でも最高難易度の高度区分試験で、合格率は 10 %を切っています。経験者が主体の受験者層でこの合格率のため、CCNAより明確に難易度が高い資格です。
CCNA vs CompTIA Network+
ネットワーク系資格の中では初級レベルとされ、1ヶ月程度の学習で合格可能なレベルに到達できます。CCNAと比べると易しい資格です。
CCNA vs LinuC
LinuCは暗記で解ける問題が多く、コマンドを覚えれば取得しやすい資格です。難易度・需要ともにCCNAの方がやや高い傾向にあります。
3.資格の組み合わせ・キャリア別のおすすめ
ネットワークエンジニアとして採用されやすくしたい人
CCNA単体でも十分な評価材料になりますが、未経験者はまず基本情報技術者と並行して基礎知識を固めるのも有効です
サーバー・インフラ全般に強くなりたい人
CCNA+LinuCの組み合わせがおすすめです。両方の難易度に大きな差はなく、収入面でも資格手当の上乗せが期待できます
将来的にキャリアアップ・収入アップを狙いたい人
経験を積んだ後にネットワークスペシャリストへ挑戦するのが王道です。CCNAで基礎を証明した後のステップアップ先として位置づけると学習計画が立てやすくなります
4.CCNAの難易度に関するよくある質問
CCNAの合格率はどのくらいですか?
公式発表はありませんが、各種スクールの推定では20〜30%程度とされています。
未経験でもCCNAに合格できますか?
未経験でも合格を目指せますが、基礎からの学習に 160 時間程度の時間を確保する必要があります。独学が不安な場合は、[CCNA試験対策におすすめのオンライン講座]も参考にしてください。
CCNAとCCNPはどちらを取得すべきですか?
CCNAはCCNPの前提資格にあたる入門レベルです。CCNAとCCNPの違いは[CCNAとCCNPの違いは]で詳しく解説しています。
CCNAとLinuC、両方取得すべきですか?
ITインフラ系のエンジニアを目指す場合、ネットワーク(CCNA)とサーバー(LinuC)の両方の知識が求められる場面が多いため、両方取得することをおすすめします。
5.まとめ
CCNAは合格率が非公開で難易度を測りにくい資格ですが、勉強時間の目安は160時間程度です。
基本情報技術者やネットワークスペシャリストと比べると受験のしやすさで優位性があり、CompTIA Network+やLinuCと比べると、やや難易度が高い位置づけです。
ネットワークエンジニアを目指すなら、CCNAは最初の一歩として取得しておきたい資格です。独学が不安な方は、[CCNA試験対策におすすめのオンライン講座]の活用も検討しましょう。
