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未経験向けにネットワークエンジニアおすすめ資格と学習方法

経済産業省が公表した「IT人材需給に関する調査」(2019年)によると、2030年には最大で約79万人ものIT人材が不足すると試算されています。IT需要の伸びが中位から高位で推移した場合の予測値で、IT業界におけるエンジニアの確保が深刻化しつつあることがうかがえます。

ITエンジニアには、システムエンジニアをはじめAIエンジニア、セールスエンジニア、クラウドエンジニアなど多くの職種があります。

その中でも、企業のITインフラのなかで、ネットワークを構築・管理するネットワークエンジニアは幅広い需要があり、資格も整備されている人気職種です。

この記事では、ネットワークエンジニアとして、スキルアップやキャリアアップに役立つ、おすすめの資格をまとめて紹介します。

ネットワークエンジニアの業務は、主に以下の3つがあります。それぞれについて解説します。

ネットワークエンジニアってどんな仕事?

ネットワークエンジニアの仕事は、企業や行政機関のネットワークシステムを設計・構築、保守・運用・監視を担当します。仕事内容やなるために必要なスキルの詳細は「ネットワークエンジニアとは?未経験者向けに仕事内容と必要スキルを解説」で紹介しています。

そのため、ネットワークやセキュリティについての幅広い知識が求められますが、未経験から転職できる仕事です。未経験からの転職方法については「未経験からITエンジニアになれる?おすすめの勉強方法・資格も紹介」を参考にしてください。

国家資格やベンダー資格をはじめとする民間資格が数多く揃っているため、転職・就職においては、取得資格がスキルの証明として利用されています。

ネットワークエンジニアの業務は、主に以下の3つがあります。それぞれについて解説します。

ネットワークの設計

ネットワークの設計とは、クライアントが求める要件に合わせて、ネットワークシステムを詳細に設計する業務です。

要件を細かく定義したうえで、各種の資料を作成するスキルが求められるため、ネットワークに関する幅広い知識が必要といえます。

また、クライアントの要望をヒアリングして、問題点の洗い出しやスケジュールの検討まで行う場合があり、プロジェクトのリーダー的な存在となるケースも少なくありません。

ネットワークの構築

企業インフラとなるネットワークの構築は、設計の担当者が定義した設定に関する情報をもとに、ネットワークを実際に構築していく業務を指しています。

ネットワークの構築にあたっては、ケーブルの配線や床下へのケーブル敷設などの作業を伴います。構築作業が終了したら、設定通りネットワークが稼働するかを検証するまでが一連の作業です。

現場では回線設置技術や最新の製品情報といった知識も要求される仕事です。

ネットワークの保守・運用・監視

ネットワークエンジニアの担当業務は設計して構築、検証するだけではありません。常に正常稼働しているかどうかメンテナンスを継続する必要があるためです。

ネットワークの保守・運用・監視業務はネットワークの稼働状態をチェックし、障害が発生した場合には復旧対応を担当します。

設計・構築の段階でマニュアルが用意されることが一般的であることから、ネットワークの設計や構築業務より経験が浅いエンジニアでも担当しやすいのが特徴です。

ネットワークエンジニアに向いている人

ネットワークエンジニアにはどのようなタイプの人が向いているのでしょうか?

ネットワークの設計や構築でミスが発生しないよう集中力を持ち続けることができる、同じ作業の繰り返しが苦にならないといった点を挙げることもできます。しかし、それだけではありません。

ネットワークエンジニアに向いている要素は、以下3つがあります。

IT機器への興味・関心

IT機器について興味や関心を持っている人は、未経験であってもネットワークエンジニア向きといえます。

画面に向き合うプログラマーと異なり、ネットワークエンジニアはインフラを構成するIT機器を直接操作するため、機器についての知識が必要となるためです。

IT機器に関する最新情報や技術動向を常にウォッチし、自分の知識を深めていく姿勢を持っている人は、ネットワークエンジニアへの適性があるといえます。

コミュニケーション能力

ネットワークエンジニアの仕事では、クライアントの要望をヒアリングしたり要件定義を調整したり、コミュニケーション能力が必要となる場面が少なくありません。

また、障害の発生時には周囲を巻き込んで協力してもらいながら、障害箇所の特定と復旧作業を行う必要のあるケースもあるでしょう。

経験を積めばリーダーを任されることもあるなど、ネットワークエンジニアにはコミュニケーション能力も適性のひとつとして求められるのです。

論理的に考える能力

ネットワークエンジニアには論理的な思考能力も重要な要素といえます。

万一の障害発生時には、数多くの機器と複雑なシステムから構成されているネットワークのどこが原因であるのかを迅速に突き止める必要があります。

そのため、障害箇所を特定するため冷静に、ロジカルに考え問題に対処する能力もネットワークエンジニアの適性のひとつなのです。

ネットワークエンジニアに資格は必要か?

資格はなくても、ネットワークエンジニアになることはできますが、取得しておくと色々なメリットがあります。

未経験から実績を積んでステップアップしていけますが、ネットワークエンジニアとして活躍している人々の多くは、資格の取得に励んでいます。

その理由はいくつかあり、資格取得の勉強がスキル向上につながるからであるのは当然ですが、資格を取得することが自身のスキル証明となる点が大きいといえます。

資格によるスキル証明は客観的な知識や技術を示すことになるため、転職にあたっての優位点になるためです。

企業の中には、ネットワークエンジニアの採用において特定の資格取得者であることを条件としているケースも珍しくありません。転職によるキャリアアップを考える人にとって、資格の取得は重要な選択肢といえるでしょう。

また、資格の取得が収入のアップにつながることも少なくありません。資格に対し手当を支給している会社も多いため、資格の取得は年収のアップに直結することが多いのです。年収の目安や求められるスキルについては「ネットワークエンジニアの年収は?求められるスキルやおすすめの資格、将来性を解説」を参考にしてください。

さらにフリーランスとして独立したいという人にとっても、資格の取得者であることがクライアントに安心感を与えるので、仕事を得られやすいというメリットがあります。

ネットワークエンジニアにおすすめの資格

ネットワークエンジニアにとって資格を取得すれば、転職やキャリアアップを有利に進めることができるうえ、収入増にも結びつきます。

では、具体的にどの資格取得を目指すべきなのでしょうか。ネットワークエンジニアとして評価される代表的な国家資格としては「ネットワークスペシャリスト試験」が挙げられます。

またベンダー資格の代表格としては、シスコシステムズの技術者認定資格が挙げられます。CCNAとの難易度比較は「CCNAの難易度は?他IT資格の比較と合わせて解説」で紹介しています。

シスコシステムズの技術者認定資格以外にも数多くの資格が用意されていますので、ここではネットワークエンジニアが知っておきたい資格についてご紹介します。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、未経験を含むさまざまな分野のエンジニアにとって共通して最初に目指すべきともいえる国家資格です。

システム開発からネットワーク、データベースにセキュリティなど広範な出題範囲で、基礎的な知識が幅広く求められます。

ITエンジニアにとっての登竜門ともいえ、情報処理技術者試験制度のスキルレベル2にあたる国家資格です。

基本情報技術者試験|IPA

応用情報技術者試験

基本情報技術者の次にチャレンジすることの多い資格試験が応用情報技術者試験です。

基本情報技術者試験が基本的な知識を問うのに対し、応用情報技術者試験はシステムの設計・構築における応用力を試す傾向が強い点が特徴です。スキルレベルは3となっています。

応用情報技術者試験|IPA

ネットワークスペシャリスト試験

情報処理技術者試験の中で最も難しい国家資格がネットワークスペシャリスト試験で、難易度は最高のスキルレベル4となっています。

受験資格はありませんが、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験と順を追って受験していくのが一般的です。

ネットワークエンジニアとして求められる設計開発に関するスキルや、ネットワーク管理者としての能力が問われます。基本情報技術者試験や応用情報技術者試験よりも、取得によるキャリアアップにつながりやすい資格であるといえます。

【2026年度以降の変更点】 上記の応用情報技術者試験と同様に、ネットワークスペシャリスト試験も令和8年度(2026年度)からCBT方式に移行し、実施時期は「前期(2026年11月頃)」「後期(2027年2月頃)」に変更される予定です。従来は年1回(春期のみ)の実施でしたが、CBT化により受験者は期間中の空いている会場・日程を選んで受験できるようになる見込みです。試験で問われる知識・技能の範囲や出題形式(午前・午後に相当する科目A・科目B、記述式・論述式など)自体に変更はないとされています。

情報処理安全確保支援士

サイバーセキュリティに関する国家資格が情報処理安全確保支援士で、2016年に情報セキュリティスペシャリストの後継資格として創設されました。

サイバーセキュリティについての調査分析、評価、対策や指導が資格の対象であり、ネットワークスペシャリスト試験と同等のスキルレベル4に相当する難易度となっています。

情報処理安全確保支援士の資格によって、高度なセキュリティを持つネットワークシステムの設計・開発が可能になります。

こちらの試験も、令和8年度(2026年度)からCBT方式・前期後期制へ移行予定です。

LinuC

LinuC(リナック)はLPI-Japanが提供しているLinuxについての技術者認定資格です。2025年12月の体系刷新により、現在は次の4段階で構成されています。

他資格との難易度比較は「LinuCの難易度は?レベル別・他IT資格との比較と合わせて解説」で紹介しています。

LinuCレベル1

物理・仮想環境のLinuxサーバー構築・運用スキルを認定

LinuCレベル2

仮想マシン・コンテナを含むLinuxシステム、ネットワークの設計・構築スキルを認定

LinuCレベル3

専門領域のスペシャリスト認定。2025年12月1日より、従来の300/303/304試験に代わり「プラットフォームスペシャリスト」(高可用インフラの構築・運用)と「セキュリティスペシャリスト」(堅牢なセキュリティ基盤の設計・構築)の2試験に再編されました。なお、旧レベル3試験(300・303・304)は2026年11月30日で配信終了予定です

LinuCレベル4 システムアーキテクト

最上位認定。旧称「LinuCシステムアーキテクト」から改称され、オンプレミス/クラウド、物理/仮想化を含むLinuxの大規模システム全体を俯瞰し、柔軟かつ拡張可能なアーキテクチャを設計・構築できる「プレイングシステムアーキテクト」としての能力を認定します

ネットワークエンジニアとしては、LinuCレベル2まで取得しておくとクラウド環境においても即戦力であることの証明になるといってよいでしょう。より専門性やアーキテクト志向を示したい場合は、レベル3・レベル4への挑戦も選択肢になります。過去問を使った学習方法は「LinuC合格に向けて過去問をたくさん解こう!おすすめ問題集もご紹介」を参考にしてください。

LPIC

LPICはLinuCと同様のLinuxに関する技術者認定資格で、Linux Professional Instituteが提供しています。LinuCとの違いや難易度の比較は「LPICの難易度は?レベル別・他IT資格との比較と合わせて解説」で紹介しています。

LPICのレベルは3段階に分かれ、LPIC-1ではLinuxシステムのアーキテクチャ理解やセットアップ、タスクの実行など基礎的な理解が問われます。

LPIC-2になると、中小規模の混合ネットワーク管理者としての能力が必要です。LPIC-2の難易度や勉強法、活かせる仕事については「LPICレベル2とは?難易度や勉強法、取得することで活かせる仕事について解説」を参考にしてください。またLPIC-3は、エンタープライズレベルでのLinuxプロフェッショナルとしてのスキルが要求されています。

LinuCとの違いは、LinuCが日本市場に向けた資格であるのに対し、LPICは海外でも通用するグローバルな資格としての性格を持っている点です。なお、資格の有効期限や再試験ポリシーについては「LPICの有効期限とは?有意性・試験概要・再試験ポリシーを解説」で紹介しています。

CCNA

シスコシステムズの認定プログラムには「エントリー」「アソシエイト」「プロフェッショナル」「エキスパート」という段階(グレード)があり、エントリーレベルのCCTより上位となるアソシエイトレベルの資格がCCNAです。資格の基本情報や取得メリットは「CCNAとは?資格に関する基本情報から受験方法・勉強方法までを解説」で紹介しています。

現行試験は「200-301 CCNA」に統合されており、業務で求められる基礎知識のほか、ネットワークやセキュリティ、自動化などについてのスキルが幅広く問われます。出題形式や問題の種類については「CCNAの試験問題とは?問題形式やシミュレーション問題について解説」を参考にしてください。

シスコシステムズはCCNAの受験にあたり、1年以上のシスコソリューションの実装・管理経験や、基本的なIPアドレス指定の知識、ネットワークの基礎に関する深い理解を「推奨」しています。ただしこれは必須の受験資格ではなく、実際は未経験者や学生の受験も少なくありません。効率的な勉強方法は「CCNAを取得するには?効率的な勉強方法を徹底解説」で紹介しています。

資格の有効期間は3年間で、再受験や上位資格(CCNPなど)の取得によって更新されます。取得と年収の関係については「CCNAがネットワークエンジニアの年収アップに繋がる理由とは?」を参考にしてください。

CCNP

アソシエイトレベルのCCNAより上位の資格となるのが、プロフェッショナルレベルのCCNPです。CCNAとの違いや難易度の比較は「CCNAとCCNPの違いは?難易度の比較と合わせて解説」で紹介しています。

CCNPは「Enterprise」「Data Center」「Security」「Service Provider」「Collaboration」の5つの認定コースに分かれています。それぞれエンタープライズネットワーキング、データセンター、セキュリティ、サービスプロバイダーのソリューションに関するスキルが問われます。「Collaboration」では、電話・メール・Web会議などのツール統合に関わる知識と技術が必要です。

各コースには必須の「コア試験」と、選択制の「コンセントレーション試験」が用意されており、両方に合格することで認定を取得できます。CCNPは専門性の高い分野のスペシャリストとして認められる資格であるといえます。

CCIE

シスコ技術者認定資格の中で最上級のエキスパートレベルとなるのが、CCNPの上位資格であるCCIEです。

CCIEは「Enterprise Infrastructure」「Enterprise Wireless」「Data Center」「Security」「Service Provider」「Collaboration」の6種類に分かれています。

受験にあたっての前提条件として、公式には5〜7年程度の実務経験が推奨されています。ネットワークエンジニアを目指すなら、最終的な目標にしたい資格のひとつといってよいでしょう。

CompTIA Network+

CompTIA Network+は、米国のIT業界団体であるCompTIAが提供するベンダーニュートラルな認定資格のひとつです。同団体は他にもCompTIA Security+やCompTIA Server+、CompTIA Cloud+などの資格を提供しています。

現行バージョンは「N10-009」で、クラウドと仮想化テクノロジーを含む、企業で実際に使われているネットワーク技術に対応した内容に刷新されています。

受験にあたって公式な前提資格は定められていません。ただしCompTIAは、「ジュニアネットワーク管理者またはネットワークサポート技術者としての9〜12ヶ月程度の実務経験」を推奨経験の目安として案内しています。未経験からでも学習次第で十分合格が狙える資格です。

CompTIA Network+は世界中の多くの企業がネットワーク技術者の育成に活用しており、特定ベンダーの製品に縛られない基礎知識を証明できる点が強みです。

JNCIA-DevOps

米国ジュニパー・ネットワークスの認定資格のうち、自動化およびDevOpsの認定資格プログラムとなるのが、アソシエイトレベルの「JNCIA-DevOps」とスペシャリストレベルの「JNCIS-DevOps」です。

現行のJNCIA-DevOps試験(JN0-224)は2025年に更新されています。Junosの自動化スタックやDevOpsの概念、XML/NETCONF、Python/PyEZ、REST APIなどの知識が問われます。受験の前提条件は特に定められていません。

ジュニパー・ネットワークスの通信機器による自動化適用スキルが証明できるため、ジュニパー製品を利用する環境にあるネットワークエンジニアは取得を検討すべき資格であるといってよいでしょう。

ネットワークエンジニアもプログラミング言語習得が必要?

これまでネットワークエンジニアにプログラミング言語の習得が求められることはあまりありませんでした。ネットワークエンジニアの主な業務が、ルーターやスイッチの機器設定・運用、ファイアウォールの構築・管理などであったためです。

しかし近年は、ネットワークエンジニアにプログラミング能力まで求める企業が増えています。理由のひとつは、仮想化したネットワークをソフトウェアで構築する「ネットワーク仮想化」の普及です。ネットワークを仮想化することで柔軟な構築が可能となる一方、クラウドの台頭やネットワーク自動化(NetDevOps)の広がりによる影響も無視できません。

ネットワーク機器の設定を自動化するスクリプトを書いたり、クラウドインフラをコードで管理したりする必要性が高まっています。こうした背景から、ネットワークエンジニアにもプログラミング言語の習得が求められはじめているのです。

では、ネットワークエンジニアはどのプログラミング言語を優先して習得すべきなのでしょうか。

Pythonは、ネットワーク自動化の分野で最も重要度の高い言語です。CiscoのCCNAやJuniperのJNCIA-DevOpsといった認定試験でも、自動化・スクリプティングの知識が問われるようになっています。Ansible・Netmiko・Junos PyEZといった、ネットワーク機器の設定を自動化するためのツール・ライブラリの多くもPythonをベースにしています。AIやIoT分野でも需要が高く、ネットワークエンジニアが最初に学ぶべき言語として最有力です。

そのほか、以下の言語もネットワークエンジニアの業務範囲によっては役立ちます。

  • Bash(シェルスクリプト)
    Linuxサーバーやネットワーク機器の運用自動化に頻繁に使われます。
  • Java
    業務用アプリやWebシステムなど、より広範なシステム開発に携わる場合に役立ちます。
  • Ruby / PHP
    Webシステムの開発言語として広く使われていますが、ネットワークインフラ業務との直接的な関連はPythonほど強くありません。将来的にWeb寄りのキャリアも視野に入れる場合の選択肢のひとつとして捉えるとよいでしょう。

ネットワークエンジニアの資格、上手な勉強法は?

ネットワークエンジニアの資格を取得するためには、比較的難易度の低い資格でも最低数ヶ月の学習が必要です。難易度の高い資格だと、さらに長期間にわたって取り組まなければなりません。

ここでは、書籍やテキストによる独学、スクールに通う場合、そしてeラーニングの利用について、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

書籍やテキストでの独学

ネットワークエンジニアの資格取得対策用に数多く出版されている書籍や参考書を利用して、独学で学習するのは、最もコストがかからないというメリットがあります。おすすめの問題集は「CCNAのおすすめ問題集6選」で紹介しています。

通勤時間や休み時間といったスキマ時間を利用して勉強できるので、自分のペースで進めやすいという利点もありますが、メリットだけではありません。わからない点や不明な点が出た場合には質問できないため、自分で解決する必要があるというデメリットにも目を向ける必要があるでしょう。

スクールに通う

ネットワークエンジニアになるには、資格取得コースを持つスクールに通うという選択肢もあります。

専門スクールではカリキュラムが整っているため、スキルを効率的に身につけることができるのが特徴です。転職サポートを受けられるスクールがあるのも魅力ですが、数十万円になることもあるため、受講費用の問題がデメリットといえます。

eラーニングを利用する

オンラインで受講するeラーニングの講座を利用するのは、書籍による独学とスクールへの通学のハイブリッド型といえます。オンライン講座の選び方は「CCNAを勉強するならオンライン講座がオススメ!」を参考にしてください。

自分の好きな時間を利用してマイペースに学習でき、動画による授業のためスクールと同様の効率的なカリキュラムを利用することができます。費用面でもスクールに比べ安価であることが多く、人気の理由となっています。

まとめ

今回は、ネットワークエンジニアのおすすめ資格について詳しく紹介しました。ネットワークエンジニアの仕事内容や取得すべき資格、それに資格取得のための学習法について理解が進んだことと思います。より広くITエンジニア全般の資格・学習方法を知りたい方は「未経験向け・ITエンジニアのおすすめ資格と学習方法を解説」を参考にしてください。

なお、LinuCの試験体系や、IPAの高度試験(ネットワークスペシャリスト試験・情報処理安全確保支援士など)のCBT移行のように、資格制度は今後も改定されていく可能性があります。受験を検討する際は、必ず各認定団体の公式サイトで最新の試験情報を確認するようにしましょう。

ネットワークエンジニアとして未経験からスタートしキャリアアップしていくために、自分自身の現在のスキルや勉強にあてられる時間から、次に取得すべき資格を見つけましょう。